
土地や家を探していると見かける「建ぺい率」と「容積率」。土地を同じ大きさの10マスに分けて、おうちの広さを数えてみましょう。
建ぺい率(けんぺいりつ)は、土地のどれくらいをおうちが使うか
おうちを真上から見てみましょう。土地10マスのうち、おうちが6マス分を使っていれば、建ぺい率は60%です。
この「上から見た建物の広がり」にあたる面積を、建築面積といいます。
容積率(ようせきりつ)は、ぜんぶの階の床を足すとどれくらいか
次は、おうちの床を数えます。1階が6マス、2階も6マスなら、合わせて12マス。土地10マスに対して床が12マスあるので、容積率は120%です。
各階の床面積を足した広さを、延べ面積といいます。階数が増えると、容積率は100%を超えることもあります。
覚え方は「建物の広がり」と「床の合計」
建ぺい率は建物の広がり、容積率は床の合計。同じ広さの階を上に重ねる場合、建ぺい率は変わらず、容積率が大きくなります。
実際の土地や建物では
図の60%・120%は、しくみを説明するための例で、すべての土地に共通する上限ではありません。実際の上限は地域や前面道路の幅などによって異なります。
また、建築面積は1階の床面積と必ずしも同じではなく、容積率の計算から除かれる床面積もあります。建築できる規模は、ほかの建築制限も含めて確認が必要です。
具体例と読み解き方
例えば同じ土地でも、平屋で広く使う案と、二階に床を分ける案では建ぺい率と容積率の使い方が変わります。駐車場や庭を残す面積も必要です。希望する部屋の広さを先に並べ、建築できる範囲に収まるかを設計担当者と確かめると理解しやすくなります。
